〜本記事での主要トピック〜
- 課題タグとは具体的にどのような機能か？
- 課題タグを使用するメリットとは？
- 課題タグの除外設定を行う方法とは？
１. 課題タグの基本概念と主な目的
課題タグとは、BOXJOBにおいて「課題にタグを付けて分類・整理する」ための機能です。チェックシートの項目やタスクに設定されるこのタグは、プロジェクト管理において非常に重要な役割を果たします。
課題タグの主な目的と効果は、以下の3つにまとめられます。
1. 課題の分類と整理：
課題タグを使用することで、数多くの課題を特定の属性やカテゴリごとに分類できます。例えば、「ベランダ」「風致地区」といったタグをつけることで、それらに関連する課題を一目で識別できるようになります。
2. 不要な課題の除外：
プロジェクトの条件によっては、一部の課題が不要になるケースがあります。例えば、「お客様住宅」と「モデルハウス」では必要な作業が異なります。また、「ベランダの有無」「スキップフロアの有無」などの設計条件によっても、必要な課題は変わってきます。課題タグ機能を使うことで、該当しない課題タグを除外し、プロジェクトをスリム化できます。
3. 作業の効率化：
必要な課題だけを表示することで、担当者は本当に取り組むべき課題に集中できます。不要な課題が表示されなくなるため、作業の混乱を防ぎ、効率的にプロジェクトを進行させることが可能になります。
２. 課題タグの除外方法
課題タグの除外設定は、以下の手順で行います：
- 左側メニューから「プロジェクト」をクリックし、プロジェクト一覧画面で設定したいプロジェクト名をクリック
- プロジェクト名の横にある「歯車マーク」をクリックし、「課題タグ除外設定」を選択します
- 表示された課題タグの一覧から、除外したいタグをクリックしてon/off状態を切り替えます
ポイント： 〜課題タグの状態〜
- 「on」状態：タグが有効で、そのタグが設定されている課題はプロジェクト上で表示されます
- 「off」状態：タグが無効（灰色表示）で、そのタグが設定されている課題はプロジェクト上で非表示になります
注意：
- 課題タグの連動：同名の課題タグは、on/off状態が連動ので、あるプロジェクト内で特定の課題タグをoffにすると、同じ名前の課題タグがすべてoffになります。
- 課題タグ設定の最適化：理想的には、1つの課題に対して1つの課題タグを設定することが推奨されています。複数の課題タグを1つの課題に付けると、いずれかの課題タグをoff→onにした場合に予期せぬ動作が発生する可能性があります。
３. 課題タグの検索方法
多数の課題タグが存在する場合は、検索機能を活用すると便利です：
- 課題タグ除外設定画面の上部にある検索欄に、検索したいキーワードを入力
- 検索ボタンをクリック
- 検索条件に合致する課題タグのみが表示
検索条件をリセットする場合は、クリアボタンをクリックします。
まとめ
課題タグは、BOXJOBシステムにおいてプロジェクトを効率的に管理するための重要な機能です。プロジェクトの条件や特性に合わせて課題を分類・整理し、必要な課題だけを表示することで、作業の効率化と品質向上を実現します。
課題タグの除外設定を適切に行うことで、プロジェクトの進行はよりスムーズになり、担当者はより本質的な業務に集中できるようになります。プロジェクトの特性を把握し、最適な課題タグ設定を行うことで、BOXJOBシステムの真価を発揮させましょう。