BOX JOB|ダッシュボードの使い方と各指標の解説
タスク管理を最適化する、ダッシュボード機能の効果的な活用法
〜この記事で解決できる疑問〜
- ダッシュボードの各指標は何を示していますか?
- プロジェクト管理におけるダッシュボードの活用方法は?
ダッシュボードの基本
ダッシュボードは、プロジェクトや課題の全体像を一目で把握するための重要なツールです。担当者の検索や各種指標の確認が可能で、効率的なプロジェクト管理をサポートします。
ダッシュボード上部には検索機能があります。担当者名を入力して検索ボタンをクリックすると、該当する担当者が属するプロジェクトの情報が表示されます。以下の記事にて、ダッシュボードの検索機能を詳しくご紹介しております。
優先順位の詳細については、「効率的なタスク優先順位の仕組み」にて記事を公開しております。デビエーションからチェックシートまで、状況別の具体的な優先順位の考え方と実践テクニックを徹底解説しています。プロジェクト管理のプロフェッショナルになるための次のステップとして、ぜひご一読ください。
主な指標の説明
ダッシュボードには様々な指標が表示されます。特に『進行中』プロジェクトの各指標が表示され、数字がゼロの指標はグレーで表示されます。各指標をクリックすると、ダッシュボード下部に関連する詳細情報が表示されます。
(1)バッファ
バッファとは、元の期日よりどれだけ早く課題を完了できたかの日数です。例えば、4月30日期日の課題を4月25日に終わらせると、バッファは5になります。
BOX JOBでは、「自分がコントロールできる範囲内で、早く課題に取り掛かり終わらせたこと」を見える化しています。指標の数値が大きいほど、期日よりも早く課題を終わらせていることを示しています。
(2) プロジェクト数・課題数
プロジェクト数は、自分が参加しているプロジェクトの件数を示す指標です。
一方で課題数は、作業中のボックスで自分が担当している未完了のチェックシートとタスクの総数を表示しています。
(3)デビエーション
タスクに設定されている期日ボックスで完了できずに、次のボックスに持ち越されたタスクの総数です。課題担当者がコントロールできない事情によりボックスで完了できないタスクがある場合、【ボックス承認者】が状況を理解した上で次のボックスに進めることを承認します。
(4)期限チェッカー
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期限タスク数:作業中ボックスが期限となっている未完了のタスク数
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期限チェックシート数:作業中ボックスが期限となっている未完了のチェックシート数
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期限ボックス:自分がボックス承認者である作業中のボックス
(5)アラート機能
- タスクアラート:本日期限の未完了のタスク数と期限を過ぎたタスク数
- チェックシートアラート:本日期限の未完了のチェックシート数と期限を過ぎたチェックシート数
- ボックスアラート:自分が参加しているプロジェクトの本日期限のボックス数
(6)差戻し
チェックシートの担当者がチェックした内容に問題があり、チェックのやり直しをチェッカーが課題担当者に伝えることです。差戻しをクリアしないと次のボックスに進むことができません。
チェッカーは差戻しをした理由を「メモ欄」に記載することができます。差し戻しになったら、課題担当者は再度「確」となるように再チェックを行いましょう。
(7)超過
ボックス承認者がボックスを承認できていない状態のことです。超過になったら、タスクはやりきらせるのか、あるいはデビエーションにするのかをボックス承認者が判断する必要があります。
(8)承認待ち
ボックス承認者に関係する項目です。ボックス内のすべての課題が終了していて、承認が可能な状態のボックスがカウントされています。承認待ちが表示されたらボックス承認者は速やかに承認できるかを確認しましょう。
まとめ
ダッシュボードを効果的に活用することで、プロジェクト管理の効率化とタスクの適切な優先順位付けが可能になります。各指標を理解し、日々の業務にご活用ください。